この記事の90秒要約
【問題提起】
あなたが長年抱えてきた「くせ毛はコンプレックスだ」という思い込み。それは、あなたのせいではありません。美容業界と社会が作り上げた「呪縛（じゅばく）」に、知らず知らずのうちに心を縛られていただけなのです。
【呪縛の正体】
なぜなら、「ストレートヘアこそが美しい」という価値観は、縮毛矯正や関連製品を売り続けたい業界の都合と、「みんなと同じが安心」という社会の同調圧力によって植え付けられてきたからです。
【解放への道】
しかし、時代は変わりました。美しさの基準は「画一性」から「多様性」へ。あなたのくせ毛は、隠すべき欠点ではなく、あなただけの「宝物」であり、最高の個性です。その個性を活かしたあなたらしさこそ、今の時代の「キレイ」なのです。
【結論】
もう、誰かが決めた美しさに、自分を合わせる必要はありません。**「呪縛」を解き放ち、あなたらしい髪で、あなたらしい人生を生きること。**その可能性をBefore&After集で確かめ、第一歩をLINE相談で踏み出してみてください。
あなたの「悩み」の正体：
それは美容業界がかけた“呪縛”かもしれない
50代になって、ますます言うことをきかなくなる髪。
白髪も増えて、ボリュームも減って、ツヤもなくなって…。
「もう、年だから仕方ない」
「くせ毛は、縮毛矯正*1をかけないとどうにもならない」
そう思って、いつもくせ毛を隠せる髪型を選んでしまう…。
もし、あなたが少しでもそう感じているのなら、少しだけ立ち止まってみてください。
その考え、もしかしたら、長年にわたる美容業界の都合で植え付けられた「常識」や、知らず知らずのうちに刷り込まれた「教え」に縛られているだけなのかもしれません。
私、くせ毛専門美容師のHERAIは、これまでたくさんのお客様の髪の悩みと向き合ってきました。
そして、私自身も、物心ついた頃からくせ毛で、ずっと悩んできました。
だからこそ、自信を持って言えることがあります。
くせ毛は、欠点じゃない。
年齢を重ねた髪は、終わりじゃない。
このコラムでは、美容室が教えてくれない「髪のホントの話」と、あなたの「くせ毛」を「最高の味方」にする新しい考え方をお伝えします。
もう、鏡を見るのが怖くない。毎朝、髪をさわるのが楽しくなる。
そして、「素敵ね！」って褒められる。
そんな、新しい「私」に出会う、きっかけとなりますように。
なぜ「ストレート神話」は生まれたのか？
美容室が言わない3つの真実
「くせ毛は、まっすぐにしなきゃダメ」「だらしなく見える」…こんな言葉に、心を痛めた経験はありませんか？
でも、本当にそうでしょうか？
80年代にはソバージュが流行し、海外の映画では自由なカールヘアが魅力的に描かれています。
なのに、なぜ今の日本では「まっすぐな髪こそがキレイ」という価値観がこれほど根強いのでしょう？
実は、それには美容業界の「ビジネス構造」と、私たちの「深層心理」が深く関係しているのです。
1 ビジネスモデルとしての「縮毛矯正」
縮毛矯正やストレートパーマは、一度で終わらない「継続的な高単価メニュー」です。
髪が伸びれば、また施術が必要になる。これは美容室にとって、安定的で予測可能な収益源となります。
そのため、業界全体で「くせ毛は直すべきもの」というメッセージを発信し続けるインセンティブが働いてきたのです。
テレビCMや雑誌広告がストレートヘアのモデルで溢れているのも、その一環です。
私たちは日々、無意識のうちに「まっすぐな髪＝美しい」という方程式を刷り込まれてきたと言えるでしょう。
2 「くせ毛用」は情弱ビジネス？私は、なぜ“嘘”をつけないのか
ドラッグストアやWeb広告、SNSなどで、優しく微笑みかける無数の「くせ毛・うねり髪用」製品。
しかし、その言葉の裏には、くせ毛で悩む人ほど見過ごしてしまう、大きな矛盾が潜んでいます。
その多くが目指すのは、くせ毛という個性を「活かす」ことではなく、まるで“欠点”であるかのように「矯正し、ストレートに近づける」こと。
これは、あなたの髪を肯定するのではなく、静かに否定するアプローチに他なりません。
そして、ここで専門家として、一つの動かぬ事実をお伝えしなければなりません。
化粧品に分類される市販のヘアケア製品で、くせ毛が恒久的にまっすぐになることは、科学的・法的にありえません。
髪の形状は、内部のタンパク質結合（S-S結合）で決まっています。
これを変化させるには、美容師という国家資格者のみが扱える「医薬部外品」の薬剤（縮毛矯正剤など）が不可欠です。
それ以外の製品、つまり「化粧品」で髪が伸びるかのような広告イメージは、残念ながらアイロンやブローで作り込まれた「※スタイリングによる演出」なのです。
私は、この現状を知りながら沈黙することはできません。
それは、専門家としての良心に反するだけでなく、同じ悩みを抱えた当事者として、その切実な願いを裏切る「嘘」に加担することになるからです。
短期的な売上のために、あなたの個性を否定し、偽りの希望を見せること。
その道(情弱ビジネス)を選ぶことは、私の哲学が許しません。だからこそ、私の製品を安易に「くせ毛用」などと謳うことはないのです。
従来のケアが「くせ毛＝問題」と定義する対症療法であるならば、私が目指すのは、全く異なるアプローチです。
それは、髪を“矯正”することではなく、一人ひとりの髪が秘めたポテンシャルと美しさを“解放”すること。
欠点を隠すためのケアではなく、あなただけの個性を、あなた自身が愛するために活かすことです。
ごまかしではない、本質的なケアを。
それこそが、私の譲れない誠実さの証です。
3. 「みんなと同じ」を求める心と、傷つく髪
「出る杭は打たれる」という言葉に象徴されるように、日本では古くから同調性が重んじられてきました。
特に50代以上の方は、個性を出すことよりも「みんなと同じ」であることを求められる教育を受けてきた世代かもしれません。
その深層心理が、「標準」とされるストレートヘアへの憧れに繋がっている側面もあります。
しかし、技術が進んでも、薬剤と熱で髪のタンパク質構造を強制的に変える縮毛矯正は、髪へのダメージを避けられません。
特に50代の髪は、女性ホルモンの減少に伴い、水分も油分も、そして髪の主成分であるタンパク質も失われがちで、若い頃よりずっとデリケートになっています。
その状態で矯正を繰り返すことは、パサつきや切れ毛を加速させ、かえって老けた印象を与えてしまう危険性もはらんでいるのです。
50代の髪の変化は「可能性」：VIEOTYの哲学的アプローチ
50代になると、髪は細くなり、白髪が増え、くせが強くなるかもしれません。
多くの人はこれを「衰え」と捉えますが、VIEOTYはこれを「画一的な美からの卒業」であり「個性が花開く円熟期」の始まりだと考えています。
若い頃の均一でサラサラな髪が「美しさの一つの形」だとすれば、年齢を重ねた髪が持つ、一本一本異なるうねりや質感は、経験を重ねた人間だけが持つ深みや味わいに通じます。
それは、あなただけの歴史が刻まれた、世界に一つのテキスタイル（織物）のようなもの。
その「キレイ」を引き出すためには、「今のあなた」に合ったケアと、「くせ毛」を活かす考え方が何より大切なのです。
VIEOTYの哲学：髪を「抑える」のではなく「活かす」ケア
では、どうすればその人だけの「キレイ」を引き出せるのか。
その答えが、VIEOTYの根本思想である「土台からのケア」です。
私は、髪や肌を「洗う・潤す・守る」という、スキンケアの基本に立ち返りました。
くせ毛を無理やり変えるのではなく、まずは髪と頭皮という「土台」を徹底的に保湿し、健やかな状態に整える。
そうすることで、髪一本一本がしなやかさと潤いを取り戻し、くせやうねり自体が、まとまりのある美しい「デザイン」に変わっていくのです。
この「活かすケア」を体現するのが、VIEOTYの製品ラインナップです。
あなたの
「活かすケア」を
支える
VIEOTY製品
ラインナップ
くせ毛という個性を、
最高の魅力に
変えるための、
土台から整える
オーガニック製品。
気になるアイテムを
見つけてみてください。
まとめ：「みんなと同じ」じゃなくていい。「私」を生きる！
「まっすぐな髪」じゃなくてもいい。
「若く見える髪」じゃなくてもいい。
大切なのは、美容室や、誰かが決めた「キレイ」の基準に合わせることではありません。
あなた自身の髪質、骨格、そして内面から滲み出る「あなたらしさ」と調和した髪でいることです。
年齢を重ねたからこそ生まれる、あなただけの輝き、自信。
そして、あなただけの「くせ毛」。
それらは全て、あなたという人間を形作る、かけがえのない「宝物」です。
その「宝物」を、これからは大切に慈しんでください。
そして、あなただけの「キレイ」を、心の底から楽しんでください。
このコラムが、あなたの「髪」との付き合い方、そしてあなた自身の「考え方」や「生き方」さえも、少しでも軽やかに、自由にするきっかけになれば、これほど嬉しいことはありません。
さあ、「私らしい髪」で、新しい「私」を始めましょう！
