この記事の90秒要約
【常識のウソ？】
「頭皮・顔・体は全くの別物だから、ケアも分けるべき」。その常識は、半分だけが真実です。実は50代からの肌には、全ての部位を貫く「ただ一つの共通課題」が存在します。
【科学的な真実】
なぜなら、皮脂量や皮膚の厚さに違いはあれど、全ての部位で「バリア機能が低下し、潤いを保つ力が弱っている」という根本問題は同じだからです。この共通課題を無視した個別ケアは、根本解決にはなりません。
【VIEOTYの哲学】
私の答えは、この「共通課題」を解決することに特化した統合ケアです。VIEOTYの3STEPは、全身のバリア機能を傷つけず、むしろ再構築しながら洗い、潤すことで、全ての部位の土台を同時に引き上げます。
【結論】
使い分けによるバラバラのケアを続けるのは、もう終わりにしましょう。**全身を一つのシステムとして捉え、その根本課題に応えること。**それこそが、最も科学的で論理的な新常識です。その答えを>>製品一覧でご覧ください。
「髪も顔も身体もこれ一本で」。
そう聞くと、あなたはこう思うかもしれません。
「そんな都合の良い話、あるはずがない。頭皮と顔の肌が全く違うことくらい、私でも知っている」と。
そして、その直感は、半分は正しいのです。
このコラムでは、まず**なぜ従来の常識では「全身オールインワン」が非科学的と言わざるを得なかったのか**、その専門的な根拠を徹底的に解説します。
その上で、VIEOTYが、**なぜその常識の壁を乗り越え、50代の髪・顔・身体すべてにとっての「最適解」を提案できると断言するのか**、その論理と哲学を紐解きます。
【第1部】皮膚科学の真実：頭皮・顔・体は「全く異なる３つの世界」
私たちの皮膚は一枚で繋がっていますが、その特性は部位ごとに全く異なります。
特に50代になると、その違いはより深刻な問題として現れます。
| 特性 | 頭皮 | 顔（頬） | 体（すね） |
|---|---|---|---|
| 皮脂腺の密度 | 顔のTゾーンの約2倍。非常に多い。 | 多い | 非常に少ない |
| バリア機能の強さ (水分保持力) |
顔の約半分。非常に弱い。 | 普通 | 比較的強い |
| 50代の主な課題 | 皮脂は多いのに、水分は逃げやすく乾燥する。バリアが弱く、刺激を受けやすい。 | 皮脂も水分も減少し、バリアが低下。薄く、デリケート。 | 皮脂が極端に少なく、深刻な乾燥状態に陥りやすい。 |
肌のバリア機能の健全性を示す重要な指標がTEWL（水分が肌から逃げていく量）です。
驚くべきことに、皮脂が最も多い**頭皮のTEWL値は、頬の約2倍**に達します。
これは、頭皮が「脂性肌でありながら、極めてバリア機能が脆弱である」という、一見矛盾した特性を持つことの科学的な証明です。
この**「部位ごとに、抱える問題も、必要なケアも、全く異なる」**という事実こそが、従来の「全身オールインワン」という発想が、多くの場合、中途半端な妥協の産物でしかなかった理由です。
【第2部】50代という転換期：肌内部で起こる「３つの老化現象」
さらに、50代の肌は、表面的な変化だけでなく、内部で深刻な生化学的変化が進行しています。
これらを理解せずして、本質的なエイジングケア2はあり得ません。
【専門知識】肌老化を加速させる「3つの悪循環」
1. ホルモン減少による「コラーゲン合成能力の低下」
閉経期前後に女性ホルモン（エストロゲン）が急減すると、肌のハリを司るコラーゲン3の生成能力が著しく低下します。
研究によれば、閉経後最初の5年間で皮膚コラーゲンの最大30%が失われるとされ、これが肌が薄くなる「菲薄化（ひはくか）4」や、深刻なたるみの直接的な原因となります。
2. 酸化ストレスによる「皮脂のサビつき」
皮脂は、紫外線や大気汚染物質に触れると酸化し、「過酸化脂質」という刺激物質に変化します。
これが肌内部で炎症を引き起こし、コラーゲンやエラスチンを破壊する「酸化」という現象です。
50代は抗酸化力も低下するため、このダメージが加速します。
3. 糖化による「肌のコゲつき」
体内の余分な糖が、肌のコラーゲンなどのタンパク質と結びつき、AGEs（最終糖化産物）5という老化物質を生成する現象が「糖化」です。
AGEsは肌の弾力を失わせ、黄ぐすみの原因にもなります。
【第3部】HERAIの哲学：矛盾を超える「ただ一つの共通解」
「確かに、これらの部位のニーズは異なります。頭皮は高い洗浄力を、顔は優しさを、体は保湿を求める。従来の製品でこれを一本化すれば、必ずどこかに無理が生じる『妥協の産物』しか生まれませんでした。」
しかし、私は14年以上お客様と向き合う中で、全く別の視点にたどり着きます。
それは、これら全ての部位に共通する、**50代の肌が抱える『一つの根本課題』**でした。
それは、「バリア機能が低下し、潤いを自ら保つ力が弱っている」ということです。
ならば、答えはシンプルです。
各部位の『違い』に個別対処するのではなく、このたった一つの『共通課題』を解決することに全力を注ぐ。
つまり、**どの部位に使っても、まずその土台であるバリア機能を絶対に傷つけず、むしろ補強しながら洗い上げる**。
それができれば、一本の洗浄料が、全ての部位にとっての『最適解』となりうるのではないか。
【第4部】VIEOTYの結論：3STEPで全身の課題に応える「統合システム」
この逆説的な結論を形にしたのが、VIEOTYの3STEPケア、特にその第一歩である**STEP1『ハーモニーウォッシュ』**です。
『ハーモニーウォッシュ』は、**「選択洗浄性」**という優れた能力を持つアミノ酸系洗浄成分6を基盤としています。
これは、頭皮の不要な皮脂はきちんと落としながらも、顔や体のデリケートなバリア機能に必要な潤いは奪わない、という極めて高度なバランスを実現します。
さらに、洗浄と同時に、失われたバリア機能の主成分である**ヒト型セラミド7**や、髪と肌の骨格を補修する**加水分解ケラチン8**を「補給」する**『潤洗9』**という思想で設計されています。
そして、洗浄で完璧に整えられた土台の上に、**STEP2『クリーム』**と**STEP3『ドレスグロウ』**で、第2部で解説した「酸化」や「糖化」といった深刻な老化現象にもアプローチできる、多角的なエイジングケア成分を重ねていく。
この各ステップで役割を分担する「システム」だからこそ、VIEOTYは全身の異なるニーズに応えながら、同時に「バリア機能の再建」という共通課題を解決できるのです。
それは、単なるオールインワンではありません。**全身を一つの生命体として捉え、その根源にアプローチする、包括的（ホリスティック）なケア**という、VIEOTYだけの答えなのです。
「分ける」ケアから、「繋げる」ケアへ。
VIEOTYの
統合的アプローチが、
あなたの美しさの
常識を覆します。
VIEOTY おすすめ
製品ラインナップ
あなたの髪と肌の悩みに寄り添う、こだわりのオーガニック製品。気になるアイテムを見つけてみてください。
1 経皮水分蒸散量（TEWL）：皮膚を通って失われる水分の量。値が低いほどバリア機能が高いとされる。
2 エイジングケア：年齢に応じたお手入れのこと。
3 コラーゲン：肌のハリを支えるタンパク質。
4 菲薄化（ひはくか）：皮膚が薄くなること。加齢やホルモン減少により、肌の各層が痩せてしまう現象。
5 AGEs（最終糖化産物）：タンパク質と糖が結びついてできる老化物質。肌の弾力を失わせ、黄ぐすみの原因となる。
6 アミノ酸系洗浄成分：アミノ酸を原料とした、洗浄力がマイルドな洗浄成分。
7 ヒト型セラミド：人の肌にあるセラミドと同じ構造を持つ保湿成分。
8 加水分解ケラチン：髪と肌の主成分であるタンパク質。補修・保湿する。
9 潤洗（じゅんせん）：潤いを守りながら洗うという考え方に基づいたHERAIの造語（商標登録出願中）。
