皮脂は肌の潤いを保つために必要不可欠!でも、過剰な皮脂は毛穴詰まりの原因に。正しい皮脂ケアで、健やかな肌を保ちましょう。
なぜ、赤ちゃん向けのケアではダメなの?
「赤ちゃんに使える」と謳われた洗浄剤や保湿剤。
優しい成分で、デリケートな肌にも安心で髪や頭皮にも良いはず…
そう思っていませんか?
しかし、赤ちゃんに優しいと謳われている商品が、大人の髪と肌に最適とは限らないのです。
※赤ちゃん用でも眼に入れたり、口に入れれば安全とは断言できないことが実感頂けます。
その理由は、肌、頭皮、そして髪の構造と機能、そして加齢による変化にあります。 赤ちゃんの肌はバリア機能が未熟ですが、ターンオーバーが活発です。
50代女性の肌は、長年の紫外線や乾燥などの影響で、バリア機能が低下し、ターンオーバーも遅くなっています。
頭皮と髪も、赤ちゃんは薄くデリケートですが、50代女性は薄くなり、乾燥しやすくなっています。
1. 肌
表皮
■赤ちゃん: 生まれたての肌は、バリア機能が未熟で、外部刺激から守る力が弱い状態です。
しかし、ターンオーバー(肌の生まれ変わり)が活発なので、傷や炎症もすぐに治ります。
■50代女性: 長年の紫外線や乾燥などの影響で、表皮は薄くなり、バリア機能は低下。
ターンオーバーも遅くなり、肌の再生能力も衰えています。シミ、シワ、たるみ…、エイジングサインが目立つようになるのは、このためです。
真皮
■赤ちゃん: 真皮には、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸といった、肌の弾力と潤いを保つ成分が豊富に存在します。
■50代女性: 加齢とともに、これらの成分は減少。肌の弾力が失われ、シワやたるみが生じやすいなります。
皮下組織
■赤ちゃん: 皮下脂肪が厚く、ぷくぷくとした肌。
体温調節機能が未発達なため、寒さから守る役割も担っています。
■50代女性: 皮下脂肪が減少し、肌のハリが失われ、たるみが助長されます。
メラニン
■赤ちゃん: メラニン色素が少ないため、肌の色は白く、紫外線にとても弱いです。
■50代女性: 長年の紫外線ダメージの蓄積により、メラニン色素の生成が不均一になり、シミやくすみが目立つように。
皮脂
■赤ちゃん: 皮脂分泌は活発で、肌表面を保護しています。
※ちなみに、1歳から10歳は大人のような皮脂膜がないと言われており、赤ちゃんの時期とは違う適切なケアが必要とされています。
■50代女性: 女性ホルモンの減少に伴い、皮脂分泌は減少。
乾燥しやすくなり、肌の潤いを保つのが難しくなります。
2. 頭皮と髪
■赤ちゃん: 頭皮は薄くデリケート。髪は細く柔らかく、毛量も少ないです。
■50代女性: 頭皮は薄くなり、血行が悪化。皮脂分泌も減少し、乾燥しやすいなります。
髪は細くなり、コシやツヤが失われ、白髪も増えます。
50代からのスキンケア・ヘアケア。
それは、自身を慈しむ、特別な時間。
50代からのスキンケア、ヘアケアには、年齢に合わせたエイジングケアが重要です。
年齢を重ねるごとに、髪は様々なダメージを受けています。 紫外線、カラーリング、パーマ、そして加齢による変化が原因で、髪の内部構造は乱れ、キューティクルは剥がれやすくなります。
美しい髪を保つためには、毎日ダメージを補修し、髪を保護することが大切です。
年齢に負けない、美しい髪へ。
年齢を重ねるごとに、髪は様々なダメージを受けています。
紫外線、カラーリング、パーマ…
そして、加齢による変化。
これらが原因で、髪の内部構造は乱れ、キューティクルは剥がれやすくなります。
その結果…
- ・乾燥
- ・パサつき
- ・枝毛
- ・切れ毛
- ・うねり
- ・ハリ、コシの低下
など、様々な悩みが現れてきます。
美しい髪を保つためには、
《 毎日 》ダメージを補修し、髪を保護することが大切です。
そこで注目したいのが、
特別なヘアケア製品に配合されている、様々な補修・保護成分です。
継続使用で髪を変える成分たち
- ●ケラチン
髪の主成分であるタンパク質。ダメージを補修し、ハリやコシを与えます。 - ●コラーゲン
髪に潤いを与え、弾力を保ちます。 - ●セラミド
髪の表面を覆い、水分を保持することで、乾燥やパサつきを防ぎます。 - ●ヒアルロン酸
髪に潤いを与え、保水力を高めます。 - ●アミノ酸
髪に必要な栄養を与え、健康な状態を保ちます。 - ●シルク
髪に潤いを与え、滑らかでツヤのある髪に導きます。 - ●植物オイル
髪に潤いを与え、保護します。
(例:アルガンオイル、ホホバオイル、椿油など) - ●ヘマチン
髪のダメージを補修し、カラーやパーマの持ちを良くします。 - ●CMC
髪の内部を構成する成分。ダメージを補修し、潤いを保ちます。
自分にぴったりのヘアケア製品を見つけて、年齢に負けない、美しい髪を手に入れましょう。
エイジングケアに効果的な成分
■保湿: ヒアルロン酸、コラーゲン、セラミドなど、肌の水分を保持し、乾燥を防ぐ成分を積極的に補いましょう。
■美白: ビタミンC誘導体、トラネキサム酸など、メラニンの生成を抑え、シミやくすみを予防・改善する成分を。
■抗酸化: ビタミンE、ポリフェノールなど、活性酸素による肌へのダメージを抑え、老化を防ぐ成分を。
■血行促進: センブリエキス、グリチルリチン酸など、頭皮の血行を促進し、抜け毛や薄毛を予防する成分を。
まとめ
- ・赤ちゃん向けのケアは、50代の肌や髪には適していません。
- ・50代からは、年齢に合わせたエイジングケアが重要です。
- ・エイジングケアには、保湿、美白、抗酸化、血行促進などの成分が効果的です。
関連コラム
年齢肌や髪の悩み、毎日の「洗い方」で改善できるかも?髪・顔・体の正しい洗い方と、VIEOTYのハーモニーウォッシュで叶えるシンプルケアをご紹介。