「くせ毛はダメ」って、誰が決めたの？ 美容室が教えてくれない、髪のホントの話。50代から、もっと自由に、もっと自分らしく輝くためのヒントを、くせ毛専門美容師HERAIがお届けします。これからのトレンドは、「あなたらしさ」！
「髪、多いですね」「すごいくせ毛ですね…。」「今日は、どうされます？」
美容室でかけられた、何気ない一言。
でも、その言葉に深く傷つき、美容室が怖い・苦手な場所になってしまった…。
そんな経験、ありませんか？
実は私自身、長年くせ毛に悩んできました。
美容師ですがセルフカットのスキルはなく、(学生の頃はよくセルフカットしてました。)今は、美容室で切ってもらうしかありません。
しかし、毎回細かくオーダーをしないと自分の基準を満たしたスタイルにならず、失敗だけは防ぐために、いつも「あまり短くしないでください」と伝えるのが精一杯。
お客様からも、同じような悩みをたくさん伺ってきました。
中には、美容室での心ない言葉がトラウマとなり、20年近くセルフカットを続けている、という方もいらっしゃいました。
髪が多い人に『多いですね』、くせ毛の人に『強いくせ毛』と言うのは、太っている人に『デブ』と言うのと同じことだと考えています。
美容師さんの意図としてはたぶん、「私の技術は問題ない。失敗したり、あなたの理想通りにならなくてもクレームは言わないでね。あなたの髪質が悪い。」と言っているようなもの。
くせ毛の悩みの深さは、他人には測れない。
私自身、くせ毛で悩み、色々な美容室を渡り歩き、経験があるからこそ、くせ毛で悩むお客様の気持ちが痛いほど分かります。
もはや「諦めている、期待していない」という方もいらっしゃいます。
美容師になったきっかけは、とにかく自分の髪をなんとかするように試行錯誤し、中学生時代から友人などの髪を切っていたこと。
くせ毛専門になり、続けられているのは、自分自身のくせ毛の悩みと、直毛とは異なるカットの奥深さに魅了されたからです。
くせ毛は、左右対称に切っても、箇所によって形状が違い、左右非対称にもなります。
季節によっても変化するため、常にカット方法を変えて、デザインを提案し続ける必要がある。
それが、僕にはあっているんです。
ただ、正直に言うと、男性のくせ毛カットはできませんし、したくもない。
美容師として「美しさ」を提供したいという想いが強く、女性のヘアスタイルを研究し、カットすることに喜びを感じています。
そして今では、ありがたいことに、お客様の80%が50代女性。
加齢に伴う白髪の増加や髪質の変化、 「セットをしたくない・できない」といった切実な悩みに応え、これまで美容室難民だった厳しい目を持つ方々に認められ、 通っていただいていることが、私にとって何よりのやりがいです。
私自身、実はおしゃべりが得意ではありません。
美容師なのに、人見知りで、口下手なんです。
休みの日に行く美容室では美容師さんと話すのさえ苦手で、話しかけられないように工夫をしています。
だからこそ、私は、まずは「言葉」ではなく、「技術」で、お客様の悩みに寄り添いたいと思っています。
私の施術は、まず濡れた状態で2割ほどカットし、その後、あえて広がった素の髪の状態を見ながらドライカットで8割を仕上げていきます。
「くせ毛はすいてはいけない、短くできない」という一般常識がありますが、それは自分の経験やスキル不足が原因で、まとまり重視の重たいカットは限られたくせ毛タイプにしか当てはまりません。
私のもとに通ってくださるお客様は、持続性、デザイン性、そして再現性を求めています。
そのため、セオリーにとらわれず、お客様一人ひとりに合わせたカットを提案しています。
もちろん、毎回同じカットではありません。
※長さが同じでも変えています。
ご来店のたび、前回のカットの評価をいただき、それをもとに、常に新しいスタイルに挑戦。
マンネリ化しない、常に進化するヘアスタイルを提供し続けることが、私のこだわりです。
施術中は、例えるなら彫刻を彫るように、集中して、丁寧に。
カラーを塗るときは、塗り絵に夢中になる子どものように、無心で。
口下手な私ですが、髪や肌のことになると不思議と熱く語ってしまうことも…。
特に、ヘアケア、スキンケア、そしてペットの話になると、止まらなくなることも（笑）。
いまだに「おしゃべりが苦手な美容師」
もしかしたら、少し変わっているかもしれません。
「技術」と「スピード」、そして「丁寧さ」が自分の強みだと考えています。
「美容室で、うまく悩みを伝えられない…」
「分かってもらえないんじゃないか…」
「こんなこと言ったら、ワガママかな…」
そんな不安、抱えていませんか？
もし、あなたがそう感じているなら、ぜひ一度、担当美容師さんや私にご相談ください。
なぜなら美容師は、お客様の「本音」を知りたいからです。
言葉にできないニュアンスや、心の奥底にある想いをすべて汲み取ることはできません。
でも、美容師はあなたの言葉に、真剣に耳を傾けることはできます。
もしかしたら、「毎回セット法を教えてくれても、結局できない…」と思っているかもしれません。
「本当は、もっと楽なスタイルがいい…」そう思っているかもしれません。
遠慮はいりません。あなたの「本音」を、ぜひ聞かせてください。
そして、50代からの髪の変化は、決して恥ずかしいことではありません。
加齢による髪質の変化は、誰にでも起こること。
白髪が増えたり、ハリやコシがなくなったりするのは、自然なことなのです。
大切なのは、その変化を受け入れ、今の自分に合ったケアやスタイルを見つけること。
あなたの担当美容師さんや私は、そのお手伝いを全力でさせていただきます。
LINE相談では、
など、どんなことでもお気軽にご相談いただけます。
あなたの悩み、ぜひ聞かせてください。
くせ毛を活かすことで、あなたの毎日が、もっと若々しく、華やかに変わります。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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50代くせ毛さんの「似合う髪型」が見つからない理由とは？くせ毛専門美容師が、髪質の変化、ヘアケア、美容室での解決策を解説。あなたに似合う髪型を一緒に見つけましょう。
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