この記事の結論(90秒要約)
VIEOTY(ヴィオティー)のブランドロゴ。ラベンダーのサークル内に隠されたいくつかのサプライズ。それは、単なるデザインではありません。
高品質な製品を、少しでも続けやすい価格でお届けしたいという想い。理想を追い求める中で生まれた、デザイナーとのトラウマ級の格闘。そして、応援してくださるお客様への、言葉にならないほどの感謝と、未来への誓い。
このコラムでは、ロゴの裏側にある、決してスマートではない、私の泥臭い物語のすべてをお話しさせてください。
このロゴには、
私の不器用な情熱と、
泥臭い格闘のすべてが
刻まれています
VIEOTY(ヴィオティー)のブランドロゴ。ラベンダーのサークル内に隠されたいくつかのサプライズ。
それは、単なるデザインではありません。
高品質な製品を、少しでも続けやすい価格でお届けしたいという想い。
理想を追い求める中で生まれた、デザイナーとのトラウマ級の格闘。
そして、応援してくださるお客様への、言葉にならないほどの感謝と、未来への誓い。
このコラムでは、ロゴの裏側にある、決してスマートではない、私の泥臭い物語のすべてをお話しさせてください。
【開発秘話】
1/10のコストで理想を
叶えるまでの、
眠れない日々
VIEOTYは、私の利益のためではなく、サロンに通ってくださるお客様のために生まれました。だからこそ、製品の本質的な価値に関わらないコストは、徹底的に削ぎ落とす必要がありました。
ロゴ制作も、その一つです。
最初にデザイナー5社ほどにイメージをお伝えし見積もりを取ったところ、提示された額は私の想定の10倍以上。
とてもではありませんが、その費用をお客様の製品価格に上乗せすることはできませんでした。
そこから、私の長い闘いが始まりました。
最終的に当初見積もりの10分の1以下のコストで制作してくださる方を見つけ出したのです。
しかし、それは新たな苦悩の始まりでした。
「それは犬です」―
デザイナーとの
トラウマ級の格闘
トラウマ級の格闘
コストを抑えるということは、その分、私自身が膨大な時間とエネルギーを注ぎ込むことを意味します。
私の本業は美容師であり、素人なので専門用語の理解もなく、意思疎通は困難を極めました。
「ロゴに、保護猫活動への想いを込めて、猫の肉球をそっと忍ばせたい」と伝えると、「化粧品ですよね?猫の肉球?…形、これですね?」と提示されたのは、どう見ても犬の肉球でした。
「それは犬で、猫はこれです…」すると、デザイナーからは「肉球に猫も犬も厳密には違いはほとんどないですよ」と実際の猫の肉球画像を提示されるというやり取りからのスタートでした。
あのとき感じた先の見えない絶望感は、今も忘れられません。
現在もですが当時の私は、サロンワークの合間を縫ってサイト制作や製品の試作、打ち合わせに追われる毎日。
予約の合間にロゴの修正指示を出し、ピリピリした表情のまま次のお客様をお迎えしてしまい、「私、何か悪いことをしましたか…?」とお客様を不安にさせてしまったことも一度や二度ではありません。
本当に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
時間的なコストはかかりましたが、この泥臭いプロセスがあったからこそ、VIEOTYの製品を、この価格でお届けできるのです。
【デザイン変遷】
“無難”から“唯一無二”へ。
一つのロゴが生まれるまで

このロゴに刻まれた想いは、私たちのブランド哲学そのものです。その詳細はVIEOTYとは|髪・肌・心をひとつに繋ぐ、オーガニックオールインワン哲学で詳しくお話ししています。
私が伝えたかったのは、繊細で、しかし独自性・個性という芯の強さを持つブランドの姿。
しかし、当初提案されたのは、あまりにもありきたりなデザインでした。
魂のないデザインとの闘い
「こちらの方が、今のトレンドですし、万人受けします」
そう言って、デザイナーは無難なデザインを強く勧めてきました。
ブランドカラーの紫さえも、「無彩色の方が洗練されている」と変更を提案されたのです。
VIEOTYという文字を普通のフォントにし、ブランドの象徴であるラベンダーのサークルさえも取り払った、魂のないデザイン(ありきたり)。
私は、それだけは受け入れることができませんでした。
そこから、私は自分なりにデザインを学び、言葉ではなく視覚的にわかるものを提出しないといけないのか…と猛烈なフィードバック・指示が始まります。
「VIEOTYのフォントは、こことここをこんな風に繋げて、優雅さと力強さを両立させてほしい」「ラベンダーはこんなふうに植物モチーフの細い線で囲み、生命の循環を表現したい」「ここに、この角度で猫の肉球を…」
何度も、何度もやり取りを振り返りたくないほど、修正を重ね、妥協もたくさんし、ようやく今のロゴが完成したのです。
ロゴに隠された
サプライズと、私の誓い
このロゴには、私の譲れない哲学と、お客様への想いを込めた、“化粧品にはありえない”サプライズも隠されています。
サプライズ1:VIEOTYという名前に込めた「人生の設計図」
VIEOTY(ヴィオティー)という名前。それは、3つの言葉から生まれました。
- VIE*1:人生(フランス語)
- O:多幸感(euphoria)*2
- TY:美(beauty)*3
- 美しく、幸せな人生を。
その壮大な想いを、ブランド名そのものに託しています。
サプライズ2:ありえない「猫の肉球」。なぜか「四つ葉のクローバー」
高級な化粧品のロゴに、猫の肉球を入れる。それは、まるで高級なお寿司にマヨネーズを添えるような、あり得ないこと。
しかし、常識を覆すことでしか、価値は生まれないと私は信じています。
この肉球は、私が生涯(主に今通ってくださる顧客が通えなくなったとき)をかけて全力で取り組みたいと願う、保護猫活動*4の約束の証です。
そして、私自身やお客様に動物好きの方が多いことから、静かに寄り添う優しい存在でありたいという願いも込めています。
四つ葉のクローバーは、「幸せ」の象徴。
VIEOTYを通して、偶然の幸運ではなく、確かな実感という名の幸福を見つけてほしい、という願いを込めました。
実は、この肉球とクローバーは、製品ごとに配置を微妙に変える予定です。
言われなければ誰も気づかないような、ささやかなこだわり、HERAIのエゴです。
届くたびに、小さな違いを見つける喜びも感じていただけたら、と思っています。
最後に ―
このロゴは、まだ
「未完成」かもしれません
正直に申し上げますと、このロゴは「とりあえず完成」という形で世に出しました。2年後(2027年)には、もっと洗練されたデザイン(線や肉球、四つ葉のクローバーなどを削る)に変えるかもしれません。
この不器用で、私のエゴが詰まりすぎたロゴは、まるでVIEOTYというブランドそのもののようです。
お客様からの反応が良ければ、または悪くなければ、このまま使い続けるかもしれません。
このロゴは、お客様の声を聞きながら、ブランドと共に成長していく「生き物」です。
手に取った製品から、このロゴに刻まれた私の葛藤と、泥臭い情熱の物語を、少しでも感じていただけたなら、それ以上に嬉しいことはありません。
※注釈
- VIE:フランス語で「人生」を意味する言葉。
- euphoria:英語で「幸福感」「多幸感」を意味する言葉。
- beauty:英語で「美」「美しさ」を意味する言葉。
- 保護猫活動:飼い主のいない猫を保護し、新しい飼い主を探したり、適切なケアを提供したりする活動のこと。









