この記事の結論（150秒要約）
【結論】
VIEOTYが提案する「3つの製品で18役」を果たすブルームコース。これは時短や節約のための安易なオールインワンでは断じてありません。
洗浄、保湿、保護というケアの本質を科学的に見直し、肌と髪が持つ本来の輝きをサポートする、全く新しい思想です。
【この記事が向き合う「３つの不信感」】
しかし、このコンセプトがすぐには信じられないお気持ちも、痛いほど理解しています。「高すぎる」と感じる方、「髪と肌に使えるなんて信じられない」方、そして成分に詳しい方ほど「逆に安すぎて不安」と感じるであろうこと。この記事では、その全ての不信感に、開発者として真正面から全回答します。
【開発者としての孤独な戦い】
なぜ私が、フォロワーも少なく、無料サンプルさえ簡単には作れない孤独な戦いを続けながらも、この非常識な挑戦に人生を懸けるのか。デパコスが持つブランド力への嫉妬、劣等感。それでも自らの信じる道を選ぶ人間的な葛藤まで、全てを正直にお話しします。
この記事を最後まで読めば、あなたの化粧品選びの「常識」は根底から覆され、この3本が持つ本当の価値をご理解いただけると確信しています。
第1章：告白
– 私が抱える
「３つの孤独な戦い」
この革新的なコンセプトの解説を始める前に。
まず、作り手としての私の、あまりにも人間的な、そして生々しい葛藤についてお話しさせてください。
この告白こそが、私が「3つで18役」という製品を、本気で世に送り出している何よりの証拠だからです。
開発者の3つの葛藤
戦い１：「重ね付けこそ正義」という、あまりに高い壁
私がメインターゲットとして想定しているのは、美意識が極めて高い、こだわりのある50代の女性です。その方々にとって、「化粧品を使い分けること」「丁寧に重ね付けすること」は、もはや文化であり、美徳です。
サロンでは、1時間かけて、私の哲学と製品の科学的背景を、熱意をもってお伝えできます。しかし、インターネットの世界では、私に与えられた時間は、おそらく3秒もありません。
そこでは、「何を言うか」よりも「誰が言うか」が重要視される。14年以上の美容師経験も、10年以上の開発知見も、インフルエンサーのフォロワー数の前では、あまりにも無力です。
戦い２：伝えたい本質と、それを許さない時代の速さ
「3つで18役」というコンセプトは、非常に複雑で、深い哲学に基づいています。その本質を誤解なく伝えるには、どうしても長い文章が必要です。
しかし、今の時代に、これほど長い文章を最後まで読んでくださる方が、どれほどいるでしょうか。私自身、普段SNSは市場調査のために見るだけ。どうすれば「バズる」のか、戦略的なやり方も、正直に言って、全くわかりません。
それでも、安易な動画や短いキャッチコピーで本質を捻じ曲げることは、私の哲学が許さないのです。
戦い３：「無料サンプル」という、当たり前ではない現実
「気になるから、まずサンプルをください」。それは、お客様にとって、至極当然のご要望だと思います。
しかし、今のVIEOTYは、私HERAIが、たった一人で運営しています。皆様が当たり前だと思っているそのサンプルを作る費用も、広告費も、私のサロンワークの利益のすべてで賄われています。
もし、私がフォロワー獲得や大規模なサンプリングにお金を使えば、今の価格でこの品質の製品を提供することは、絶対に不可能になります。だから、私は信じるしかないのです。この長い、不器用な文章の先に、必ず本質を理解してくださるお客様がいる、と。
第2章：なぜ信じられないのか？
あなたが抱く「３つの不信感」
への全回答
私の告白にお付き合いいただき、ありがとうございます。
ここからが、本題です。
この常識はずれな製品に対し、あなたが抱くであろう当然の疑問と不信感に、一つひとつ誠実にお答えします。
不信①：「高すぎる」と感じるあなたへ
ブルームコース3製品の合計価格を見て、そう感じるお気持ちは当然です。
しかし、VIEOTYの価格は、一般的な化粧品ビジネスの常識とは全く異なる構造で成り立っています。
開発から販売まで私一人で行うことで、中間コストを完全に排除しています。そして、広告宣伝費を一切かけず、その全てを「製品の原価」に注ぎ込んでいます。
もしVIEOTYが一般的な流通経路で販売されたなら、価格は間違いなく2倍以上になるでしょう。この価格は、品質と誠実さを両立させるための、私の覚悟の表れなのです。
不信②：「髪と肌に使えるなんて信じられない」あなたへ
「顔に使えるものは髪にも使える」という単純な話では、断じてありません。
むしろ、化粧品にこだわりがあり、成分に詳しい方ならご存知のはずです。デパコスで30g 2万円の高級クリームを、髪には使えないことを。
なぜなら、高級なフェイスクリームの多くは、肌の上でリッチな膜を形成する高分子ポリマー*1や、髪には重すぎる油分が配合されているからです。それを髪に使えば、ベタつくだけで、健やかな状態は望めません。
VIEOTYが髪と肌の両方に使える理由は、小手先の対症療法ではなく、「細胞間脂質」*2や「キューティクル」*3といった、髪と肌に共通する “バリア機能のサポート” という点に特化して処方を組んでいるからです。
髪と肌、双方の「守る力」を根本から支える。この哲学があるからこそ、この両立が可能になるのです。
もし、あなたが数万円のフェイスクリームをお持ちなら、一度だけ、髪を乾かす前にほんの少量、毛先につけてみてください。そして、VIEOTYのクリームをつけた髪の質感と比べてみてください。おそらく、言葉ではなく、あなたの髪自身がVIEOTYの価値を証明してくれるはずです。
不信③：「逆に安すぎて不安」だと感じる、
化粧品を知り尽くしたあなたへ
ここまで読んでくださったあなたのような方にこそ、私が最も伝えたいことがあります。
VIEOTYのクリームは、100g/約6,000円（サロンで施術＋まとめ買いの場合）です。
この処方内容、このオーガニック原料数で、もしデパコスブランドがクリームを作れば、100g/4万円は下らないでしょう。
なのになぜ、マニアックな方ほど、この価格に「オールインワンだし、どうせこんなものだろう」という心理的な壁を感じてしまうのか。
その理由は、私たちが無意識に「ブランドという物語」にもお金を払っているからです。
美しいカウンター、洗練された販売員、誰かに自慢できる容器・ショッパー。それら全てがブランドの価値です。私は、その価値を心から尊敬し、正直に言えば、憧れています。
しかし、VIEOTYにはその価値がありません。私にできるのは、その「物語」にかかる全てのコストを削り、製品の「品質」という一点にのみ、全予算を投下し、続けやすい価格にすることだけ。
デパコスレベルのブランドになる未来は、1ミリも見えていません。仮に予算があっても、同じ土俵で戦うのは無謀であり、すべきことではないとも考えています。
現代は品質だけで認められることはありえないです。この根深い常識の壁を越えなければならない。これが、私の最も大きく、最も孤独な葛藤です。
この記事の「3本で18役」という結論は、「髪と肌は同じケアで良い」という大前提に基づいています。この一滴に込められた科学と哲学こそが、「髪と肌は同じケアで良い」という問いへの、VIEOTYからの論理的な答えです。
第3章：「3つで18役」の科学
– なぜ、それが論理的に
可能なのか
私の葛藤にお付き合いいただき、心から感謝します。
ここからは、その品質を支える科学的・論理的根拠を、一つひとつ丁寧に解説します。
【18役の詳細】各STEPの役割
【4役】STEP 1：HARMONY WASH
– 「潤洗」という名の理想的な土台
全てのケアは、この「洗う」段階の質で決まります。
- シャンプー：アミノ酸系の優しい洗浄成分が、頭皮のバリア機能を守りながら、汚れを的確に落とします。
- 洗顔料：人の肌と同じ弱酸性*4。顔という最もデリケートな部位を洗うことを基準に設計されています。
- ボディソープ：全身の皮膚バリアを守り、乾燥を招く「洗いすぎ」を防ぎます。
- ボディローション：高級トリートメント由来の成分が肌に「潤いのヴェール」を形成。お風呂上がりの急激な乾燥を防ぎます。
※シャンプー後、次に使う「STEP2.クリーム」を髪になじませ乾かすことで、インバストリートメント*5（洗い流すトリートメント）不要です。
【9役】STEP 2：CREAM
– オーガニックと科学が生んだ万能の主役
26種のオーガニック植物と、先端科学成分が融合した、まさにコースのメインディッシュです。
- 化粧水
- 乳液
- 美容液
- エイジングケア*6クリーム
- ハンドクリーム
- ネッククリーム
- シャンプー後の洗い流すトリートメント不要(シャンプー後の濡れた髪を乾かす直前に使用)
- 乾かす前のヘアオイル
- 〃ヘアミルク
【5役】STEP 3：DRESS GLOW
– 「光のヴェール」で全てを守り抜く
STEP1と2で与えた全てを、この仕上げのバームで閉じ込め、完成させます。
- フェイスパック（シートマスク）
- リップケア
- ネイルケア
- 目元口元のリンクルクリーム
- くせ毛ダメージ毛もまとまるべたつかないヘアワックス・バームなどのスタイリング剤類
第4章：「重ね付け」という
常識への、心からの敬意と、
私の新しい答え
ここまで読まれてもなお、「でも、やっぱり一つひとつ丁寧に重ねることに意味があるのでは？」と感じる方がいらっしゃると思います。
そのお気持ち、ごもっともです。その考えを、私は決して否定しません。
なぜなら、その「重ね付け」という文化は、これまでの化粧品の歴史そのものだからです。
化粧水は、水分補給しかできなかった。クリームは、油分で蓋をすることしかできなかった。
それぞれの製品が「単機能」であった時代、美しさを追求するためには、それらを全て重ね合わせる以外に、答えはなかったのです。
しかし、科学は進歩しました。
VIEOTYの製品は、例えるなら、かつての単機能の携帯電話やカメラが、一台の「スマートフォン」に進化したのと同じです。
ただ機能を足し算したのではなく、それぞれの役割がより高いレベルで、最も相乗効果が高まる形で、一つの処方に再構築されているのです。
これは、時短や手抜きではなく、「進化」なのです。
結論：あなたの美しさを、
複雑さから解放する
最後まで、私の不器用な告白と、長い解説にお付き合いいただき、本当にありがとうございました。
- 開発者の葛藤：VIEOTYは、フォロワー数や知名度ではなく、製品力と哲学だけで「売れるよりも、続けられるブランド」として“狭く、深く”戦うと決めています。
- ３つの不信感への答え：「高い」「信じられない」「安い」という全ての疑問に、ビジネスモデルと科学的根拠でお答えしました。
- 「重ね付け・使い分け」からの進化：複雑なステップは過去の常識に変えます。VIEOTYは、よりシンプルで本質的な新しいケアを求める方のためにあります。
- 究極のコストパフォーマンス：多くのボトルが不要になることで、あなたの時間、お金、そして空間を、もっと豊かにします。
たくさんのボトル、複雑なステップ、そして「こうあるべき」という常識から、あなた自身を解放してみませんか。
たった3本から始まる新しい毎日が、あなたの人生に、想像以上の豊かさをもたらすことを、私は確信しています。
よくあるご質問（FAQ）
Q. 本当に、18種類もの
高級な専用品を使った
場合と同レベル？
場合と同レベル？
A. 「全く同じ」ではありません。「それ以上」を目指せる、というのが私の答えです。なぜなら、18本の製品を重ねることは、時に成分同士が喧嘩したり、不要な界面活性剤や防腐剤まで重ね塗りするリスクを伴うからです。そして、18本を使い続けることは不可能、現実的ではありません。
VIEOTYの3STEPは、不要な成分を極限まで削ぎ落とし、必要な成分だけが完璧な調和を奏でるよう設計されています。結果として、よりシンプルに、より高いレベルの実感を目指せると考えています。※使い分けや重ね付けが、心の奥底で「ご褒美・贅沢」として考えている方にはVIEOTYは合わないかもしれません。
Q. なぜ大きな会社は
このような製品を作らないの？
このような製品を作らないの？
A. これは私の私見ですが、多くの企業のビジネスモデルは、お客様に「より多くの製品」を買っていただくことで成り立っているからです。私の目的は、製品を売ることではなく、お客様のお悩みに「根本からアプローチする」ことです。目的が違えば、生まれてくる製品の形も、必然と変わってくると考えています。
Q. デパコスの高級
フェイスクリームと、
VIEOTYのクリームの
決定的な違いは何ですか？
フェイスクリームと、
VIEOTYのクリームの
A. 最大の違いは「目的」です。多くの高級フェイスクリームも美容液も、あくまで「肌」を最高の状態にすることだけを目的に、リッチな使用感や即時的な効果（手に吸い付く、パール感※キラキラしたもの、とろみなど）を演出する成分も配合されます。
一方、VIEOTYのクリームは、「肌と髪、双方のバリア機能をサポートする」という唯一の目的のために、余分なものを全て削ぎ落としています。髪にとって不要な成分が入っていないからこそ、髪にも最高のパフォーマンスを発揮できるのです。
※注釈
- 高分子ポリマー：分子量が大きい重合体のこと。化粧品では、皮膜を形成して保湿したり、使用感を調整したりする目的で使われる。
- 細胞間脂質：肌の角質層の細胞と細胞の間を埋めている脂質。セラミドが主成分で、バリア機能の要となる。
- キューティクル：髪の表面を覆うウロコ状の組織。
- 弱酸性：pH4.5～6.0程度の酸性の度合い。健康な肌表面の目安とされる。
- インバストリートメント：シャンプー後、浴室（インバス）で使用し、洗い流すタイプのトリートメント。
- エイジングケア：年齢に応じたお手入れのこと。
