この記事の結論(90秒要約)
その考えの正体は、美容業界と社会が作り上げた「呪縛(じゅばく)」に、知らず知らずのうちに心を縛られていただけなのです。
なぜなら、「ストレートヘアこそが美しい」という画一的な価値観は、縮毛矯正や関連製品を売り続けたい業界の都合と、「みんなと同じが安心」という社会の同調圧力によって、長年かけて私たちの心に植え付けられてきた背景があるからです。
しかし、時代は大きく変わりました。美しさの基準は「画一性」から「多様性」へ。あなたのそのくせ毛は、隠すべき欠点ではなく、あなただけの「宝物」であり、最高の個性です。
その個性を慈しみ、活かすことこそ、今の時代の「真の美しさ」に他なりません。
もう、誰かが決めた美しさの物差しに、自分を無理に合わせる必要はありません。この記事では、その「呪縛」の正体を解き明かし、あなたがあなたらしい髪で、あなたらしい人生を生きるための、科学的根拠に基づいた新しい視点をご提案します。
あなたの「悩み」の正体:それは美容業界がかけた“呪縛”かもしれない
50代を迎え、ますます言うことをきかなくなる、ご自身の髪。
白髪が増え、ハリやコシが失われ、以前よりうねりが強くなったように感じる…。
「もう、年齢だから仕方ない」
「このくせ毛は、縮毛矯正*1をかけないとどうにもならない」
そう思い込み、いつしか、くせ毛を隠せる髪型を選ぶのが当たり前になっていませんか?
もし、あなたが少しでもそう感じているのなら、ほんの少しだけ、この場に立ち止まってみてください。
その考えは、もしかしたら、長年にわたる美容業界の商業的なメッセージや、社会が作り上げた「こうあるべき」という無言の圧力によって、知らず知らずのうちに刷り込まれた「思い込み」なのかもしれません。
私、くせ毛専門美容師でありVIEOTY創設者のHERAIは、これまで14年以上にわたり、数えきれないほど多くのお客様の髪の悩みと向き合ってきました。
そして、私自身もまた、物心ついた頃からくせ毛と敏感肌に悩み続けてきた、当事者の一人です。
だからこそ、専門家として、そして同じ悩みを持つ一人の人間として、自信を持って断言できることがあります。
くせ毛は、欠点ではありません。
年齢を重ねた髪は、終わりではなく、円熟のはじまりです。
このコラムでは、多くの美容室が決して語りたがらない「髪の真実」と、あなたの「くせ毛」を「最高の味方」に変えるための、新しい哲学をお伝えします。
もう、鏡を見るたびにため息をつくのは、終わりにしませんか。
毎朝、ご自身の髪に触れるのが、楽しくて仕方ない。周りの人から、「なんだか最近、素敵ね」と褒められる。
そんな、新しい「自分らしさ」に出会うための、ささやかなきっかけとなれば幸いです。
なぜ「ストレート神話」は
生まれたのか?美容業界が
言わない3つの真実

この「呪縛」から心を解放するための具体的な方法は、美しさを内側から育む、心と体のセルフケア大全|心編でも詳しくお話ししています。
「くせ毛は、まっすぐにしないとだらしなく見える」…。
こんな言葉に、心を痛めた経験はありませんか?
けれど、本当にそうなのでしょうか。80年代にはソバージュが一世を風靡し、海外の映画に登場する女優たちは、自由なカールヘアでその魅力を謳歌しています。
それなのに、なぜ今の日本では「ストレート神話」とも言える価値観が、これほどまでに根強いのでしょう。
実はそれには、美容業界の「ビジネス構造」と、私たちの「深層心理」が深く関係しているという考え方があります。
【専門的な視点】
ストレート神話が
生まれた3つの背景
1. ビジネスモデルとしての「縮毛矯正」という名の“終わらない約束”
縮毛矯正やストレートパーマは、美容室にとって、一度では終わらない「継続的な高単価メニュー」です。
髪が根元から伸びれば、また施術が必要になる。これは美容室にとって、非常に安定的で予測可能な収益源となります。
そのため、業界全体として「くせ毛は直すべきもの」というメッセージを発信し続けるインセンティブが、長年働き続けてきた側面は否定できません。
テレビCMや雑誌広告が、美しいストレートヘアのモデルで溢れているのも、その影響の一つと言えるでしょう。私たちは日々、無意識のうちに「まっすぐな髪=美しい」という方程式を刷り込まれてきたのかもしれません。
2. “くせ毛用”という言葉の裏側:専門家として“嘘”をつけない理由
ドラッグストアやWeb広告、SNSで私たちに優しく微笑みかける、無数の「くせ毛・うねり髪用」製品。しかし、その言葉の裏には、髪に悩む人ほど見過ごしてしまう、大きな矛盾が潜んでいます。
その多くが目指すのは、くせ毛という個性を「活かす」ことではなく、まるで“欠点”であるかのように「矯正し、ストレートに近づける」こと。これは、あなたの髪を肯定するのではなく、静かに否定するアプローチに他なりません。
そして、ここで化粧品開発者として、一つの動かぬ事実をお伝えしなければなりません。
化粧品に分類される市販のヘアケア製品で、くせ毛が恒久的にまっすぐになることは、科学的・法的にありえません。
髪の形状は、髪内部のタンパク質の結合(S-S結合*2)で決まっています。この結合を変化させるには、美容師という国家資格を持つ者だけが扱える「医薬部外品」*3の薬剤(縮毛矯正剤など)が不可欠なのです。
それ以外の製品、つまり「化粧品」で髪がまっすぐに伸びたように見える広告イメージは、残念ながらアイロンやブローで作り込まれた「※スタイリングによる一時的な演出」なのです。*4
私は、この業界の現状を知りながら、沈黙することはできません。それは、専門家としての良心に反するだけでなく、同じ悩みを抱えてきた当事者として、あなたの切実な願いを裏切る「嘘」に加担することに他ならないからです。
短期的な売上のために、あなたの個性を否定し、偽りの希望を見せること。その道を選ぶことは、私の哲学が許しません。だからこそ、私の製品を安易に「くせ毛用」などと謳うことはないのです。
3. 「みんなと同じ」を求める心と、エイジングという“抗えない変化”
「出る杭は打たれる」という言葉に象徴されるように、日本では古くから同調性が重んじられてきました。
特に50代女性の世代は、個性を出すことよりも「みんなと同じ」であることを求められる教育を受けてきたかもしれません。その深層心理が、「標準」とされてきたストレートヘアへの無意識の憧れに繋がっている側面もあります。
しかし、ここで目を向けなければならない、もう一つの真実があります。それは、50代以降の女性の髪が、若い頃とは全く異なる、非常にデリケートな状態にあるという事実です。
その最大の原因は、女性ホルモン「エストロゲン」*5の減少にあると言われています。
水分も油分も、そして髪の主成分であるタンパク質も失われがちなこの状態で縮毛矯正を繰り返すことは、パサつきや切れ毛を加速させ、かえって老けた印象を与えてしまう危険性もはらんでいるのです。
「もう、ダメージを重ねるケアは
終わりにしたい…」
そう感じ始めたなら、
ぜひ一度ご覧ください。HERAIの
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解放された姿があります。
50代の髪の変化は「可能性」
画一的な美からの卒業
髪が細くなり、白髪が増え、くせが強くなる…。
多くの人はこれを「衰え」という言葉で片付けてしまいます。
しかし、VIEOTYは、これを「画一的な美からの卒業」であり「個性が花開く円熟期」の始まりだと捉えています。
若い頃の、均一でサラサラな髪が「美しさの一つの形」だとすれば、年齢を重ねた髪が持つ、一本一本異なるうねりや質感は、豊かな経験を重ねた人間だけが持つ深みや味わいに通じます。
それは、あなただけの歴史が刻まれた、世界でたった一つの美しいテキスタイル(織物)のようなもの。
その唯一無二の「キレイ」を引き出すためには、「今のあなたの髪」に心から寄り添うケアと、「くせ毛を活かす」という新しい発想が何より大切なのです。
この「円熟」を美しさとして捉える
私の考え方に少しでも共感
いただけましたら、
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私が化粧品に込めた想いの
すべてがそこにあります。
VIEOTYの答え:髪を
「抑える」のではなく、
あなた自身を
「解放」するケア
では、どうすればその人だけの「キレイ」を引き出せるのか。
その答えが、VIEOTYの根本思想である「土台からのホリスティックケア」です。
私は、髪も肌も、その美しさの源は同じであると考え、「洗う・潤す・守る」という、スキンケアの原点に立ち返りました。
くせ毛を無理やり矯正するのではなく、まずは髪と、その土壌である頭皮を徹底的に保湿し、健やかな状態に整える。
そうすることで、髪一本一本が本来のしなやかさと潤いを取り戻し、くせやうねり自体が、まとまりのある美しい「デザイン」へと昇華していくのです。
この「活かすケア」という哲学こそ、VIEOTYがあなたにお届けしたい、全く新しい美しさへのアプローチです。
あなたの髪が本来持つ美しさを
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くせ毛=悪という
「呪縛」から解き放たれる
「まっすぐな髪」じゃなくてもいい。
「若く見える髪」じゃなくてもいい。
大切なのは、美容業界や、誰かが決めた「キレイ」の基準に、もう自分を合わせない、と決めることです。
この記事でお伝えしたかった要点を、最後にもう一度まとめさせてください。
- 長年の「くせ毛はコンプレックス」という思い込みは、社会や業界によって作られた「呪縛」である可能性があります。
- ストレートヘアを礼賛する風潮の裏には、商業的な理由や日本特有の同調圧力が影響しています。
- 50代以降の髪の変化は「衰え」ではなく、女性ホルモンの変化による自然な過程であり、それは「円熟」した個性の始まりです。
- これからのケアは、髪を「抑える」のではなく、土台から整え、あなただけの美しさを「活かす」という視点が重要です。
年齢を重ねたからこそ生まれる、あなただけの輝き、自信。そして、あなただけの「くせ毛」。
それらは全て、あなたという人間を形作る、かけがえのない「宝物」です。
これからのヘアケアを、単なる作業ではなく、その「宝物」を大切に慈しむ、豊かな「リチュアル(儀式)」と捉えてみませんか。
このコラムが、あなたの「髪」との付き合い方、ひいてはあなた自身の「生き方」さえも、少しでも軽やかに、自由にするきっかけになれば、これほど嬉しいことはありません。
さあ、“「私らしい髪」で、新しい「私」”を始めましょう。
よくあるご質問
- Q.本当に縮毛矯正なしで、くせ毛がまとまるようになりますか?
- A.VIEOTYのケアは、縮毛矯正のように髪の形状を恒久的に変えるものではありません。しかし、髪と頭皮の土台を徹底的に保湿し、健やかな状態に整えることで、髪一本一本がしなやかになり、結果としてくせやうねりが扱いやすく、まとまりのある美しいデザインになることを目指します。多くのお客様から「自分のくせが好きになった」とのお声をいただいております。*6
- Q.敏感肌なのですが、使用できますか?
- A.私自身が長年、敏感肌に悩んできた経験から、製品は肌へのやさしさを第一に考えて開発しております。ただし、すべての方にアレルギーや皮膚刺激が起きないというわけではありません。ご使用前には必ずパッチテストを行っていただくことをお勧めしております。
- Q.実感できるまで、どのくらいの期間がかかりますか?
- A.髪の状態や今までのケア履歴によって個人差がありますが、多くの方は初めてお使いいただいたその日から、髪の指通りや潤いの違いを感じられています。*6髪質そのものが健やかに整っていくには、髪の生まれ変わりのサイクルも考慮し、まずは3ヶ月ほど継続してご使用いただくことをお勧めしております。
※注釈
- 縮毛矯正:薬剤を用いて髪の内部構造(S-S結合)を変化させ、くせ毛を直毛の状態に固定する美容室での施術。
- S-S結合(シスチン結合):髪のタンパク質同士をつなぎとめている、髪の形や強さを決める大事な”つなぎ目”です。
- 医薬部外品:厚生労働省が効果・効能を認可した有効成分が、一定の濃度で配合されている製品。「医薬品」と「化粧品」の中間に位置づけられ、美容師などの専門家が扱う薬剤が含まれる。
- 薬機法・景品表示法上の補足:化粧品の効果効能の範囲は、物理的な効果(スタイリング)による一時的なものに限られます。
- エストロゲン:女性ホルモンの一種。肌の潤いやハリを保つコラーゲンの生成を促すだけでなく、髪の成長期を維持し、髪にツヤとしなやかさを与える役割を担う。
- お客様の声に関する補足:これらは個人の感想であり、すべての方に同様のことが当てはまることを保証するものではありません。









