この記事の結論(90秒要約)
体験してください。 エリクティー
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【選定の真実】
「高級だから良い」
わけではない
一般的に「シナモンの王様」と呼ばれるセイロンシナモン。
繊細で上品な香りが特徴ですが、私はエリクティーの持ち手として、あえて野性味あふれる「カシア(ベトナム産や中国産)」を選びました。
コストカットではありません。 そこには、「フィトテラピー(植物療法)」と「物理学」の2つの観点からの必然性がありました。
右:頑丈なカシア
理由1:物理的な「強度」と「別添え」の必然性
セイロンシナモンは、薄い樹皮が何層にも重なったパイのような構造です。
そのままお湯につけてマドラーとして使うと、水分を含んでふやけ、層が剥がれてボロボロに崩れてしまいます。
一方、カシアは樹皮そのものが厚く、幹のように頑丈です。
熱湯の中で何度くるくると混ぜても崩れることなく、最後まで「持ち手」としての役割を全うできる。この「構造的強度」が、儀式を美しく完結させるために不可欠でした。
🛡️ 香りを守るための「完全別添え」
さらに、私はシナモンをティーバッグに固定せず、「別添え(インナーバッグ同梱)」にしました。
カシアの香りは非常に力強いため、一緒にしておくと、飲む前にハーブの繊細な香りを塗り替えてしまいます。
飲む直前まで、ハーブはハーブのまま、シナモンはシナモンのまま。
それぞれの香りの純度を守り抜くために、コストと手間をかけてでも「分ける」ことを選びました。
理由3:数秒でセット完了。「V字ノッチ」
「別添えだと、セットするのが面倒では?」
そう思われるかもしれません。そこで私は、硬いカシアの先端に、一本一本手作業で「V字の切り込み(ノッチ)」を入れる加工を施しました。
紐を結ぶ必要はありません。
最初から結ばれている紐の輪っかを、このV字に「カチッ」と引っ掛けるだけ。
この数秒の所作が、日常から非日常へとスイッチを切り替える「鍵」を差し込む儀式となります。
理由2:漢方薬「桂皮」としての機能
ここが最も重要な点です。
漢方の世界では、シナモンは「桂皮」と呼ばれ、冷えを取り除き、巡りを助ける生薬として知られています。
その作用は、穏やかなセイロンよりも、濃厚な成分を持つカシア(桂皮)の方が強いとされています。
エリクティーは、わずか数分の抽出時間で効果を感じていただきたい。
だからこそ、瞬発的に香り立ち、スパイシーな温かさを届けるパワーを持ったカシアでなければならなかったのです。
【安全性】
クマリンの
摂取量は大丈夫なのか?
「カシアにはクマリン(肝臓への負担が懸念される成分)が多いと聞きましたが…?」
健康意識の高い方なら、そう心配されるかもしれません。
結論から申し上げますと、「エリクティーの飲用方法においては、全く問題のない安全圏」です。
クマリンの摂取が問題となるのは、粉末状のサプリメントなどで「大量に・直接食べる」場合です。
エリクティーのように「硬いスティックをお湯に浸し、成分を溶出させる」飲み方の場合、お湯に溶け出すクマリンの量は極めて微量です。
ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)等の定める耐容一日摂取量(TDI)に照らし合わせても、1日1〜2杯楽しむ程度であれば、健康への懸念はありません。
どうぞ、安心してお楽しみください。
【神経質なあなたへ】
カビさせないための
「完全乾燥メソッド」
「使い終わったシナモンを再利用したいけれど、衛生面が心配」
「以前、カビさせてしまったことがある」
そんな声にお応えし、湿気の多い日本でも清潔に保つための、もしかしたら「説明はいらない」と思われるような乾燥テクニックをお伝えします。
基本の3ステップ
- 洗う:使用後、流水で表面の糖分(果実のエキスなど)をサッと洗い流します。
- 拭く:キッチンペーパーで、表面だけでなく「筒の中」の水分までしっかり吸い取ります。
- 飛ばす(重要)
- 電子レンジ法:600Wで20〜30秒加熱し、内部の水分を飛ばします。(※やりすぎると焦げるので注意)
- 予熱法:料理後のオーブンの予熱(スイッチオフ後の庫内)に放置するのもおすすめです。
ここまでしてから、風通しの良い場所で陰干ししてください。 このひと手間で、カビのリスクは劇的に減り、香りの持ちも良くなります。
使い切る美学。
シナモンの「2度目の命」
完全に乾燥させたシナモンは、香りが落ち着き、インテリアや生活用品として優秀な素材になります。👢 天然のシューキーパー(消臭・防虫)
カシア特有の強い香り成分(シンナムアルデヒド等)には、抗菌・防虫作用が期待できます。
数本まとめて布袋に入れたり、そのまま靴の中に忍ばせておくだけで、天然のデオドラントに。
🏺 ポプリ・香りのオブジェ
ガラス瓶に、ドライフラワーや松ぼっくりと一緒に詰め込んで。
香りが弱くなったら、アロマオイルを垂らすための「ウッドディフューザー」としても機能します。木の繊維がオイルを吸い込み、長く香りを放ちます。


