【VIEOTY成分一覧】処方・選定意図を徹底解説

ヤシ油とアミノ酸（アラニン）から作られる、非常にマイルドな洗浄成分です。豊かな泡立ちを持ちながら、必要な潤いはしっかりと残します。私がアミノ酸系洗浄成分の中でも特に信頼を置く、処方の主軸です。

泡の質を高め（コカミドメチルMEA）、洗い上がりのきしみを抑える（ラウラミドプロピルベタイン）役割を担います。主役の洗浄成分を支え、心地よい使用感を生み出す名脇役です。

水分を抱え込む性質を持つ、代表的な保湿成分です。処方全体に潤いを与え、洗い上がりの肌のつっぱり感を防ぎます。

肌の角質層に元々存在する、バリア機能の主役です。洗う段階で補給することで、潤いが逃げにくい健やかな肌状態へと導きます。グルコシルセラミドは植物由来のセラミドで、肌なじみが良いのが特徴です。

製品の酸化を防ぐ働きに優れ、肌にハリを与える目的で配合されます。洗い流す製品に配合するのは非常に贅沢ですが、”洗う”ステップからケアを始めるというVIEOTYの哲学を象徴する成分です。

髪の主成分であるケラチンを、なじみやすいように細かく分解したものです。ダメージ部分に吸着し、髪にハリ・コシを与えます。カシミヤヤギ由来のものは特にしなやかな質感を与えるのが特徴です。

モロッコ産。豊富なビタミンE（製品の酸化防止剤）と必須脂肪酸を含み、肌にハリと潤いを与えます。VIEOTYの処方哲学に欠かせないオイルです。

インド産。「次世代レチノール」とも呼ばれ、肌にハリ・弾力を与える目的で配合されます。植物由来で穏やかに作用するのが特徴で、大人の肌が求める手応えに応えます。

いずれも人間の皮脂に近い組成を持ち、髪・肌なじみが非常に良いのが特徴です。表面に質の高い保護膜を形成し、乾燥などの外部刺激から守ります。

プラスに帯電しており、マイナスに帯電している髪や肌に磁石のように吸着する性質を持つ保湿成分。洗い流しても潤いが留まり続ける、高い保湿力を持っています。

ビタミンB群の一種。肌にうるおいを与えバリア機能をサポートする、メラニンの生成を抑えシミ・そばかすを防ぐ（美白^*2）、肌にハリを与えるなど、幅広い働きが期待されている万能選手です。

複数のヒト型セラミドをバランス良く配合することで、より強固なバリア機能をサポートします。フィトスフィンゴシンはセラミドと構造が似ており、肌にうるおいを与え、すこやかに保ちます。

原料自体がどんなものなのか、実際は試したことがなく、自称専門家やネットの情報に影響されやすい方にはしばしば誤解されがちですが、これらは髪や肌を滑らかにし、美容成分を均一に広げ、水分の蒸発を防ぐ非常に有用な成分です。毛穴に詰まるという科学的根拠はなく、揮発性のもの（シクロペンタシロキサン）はサラッとした感触を与えます。私はその機能性を高く評価し、適材適所で配合しています。

多くの水分と栄養豊富な成分を含む化粧品を、雑菌の繁殖から守るために必要不可欠な成分です。パラベンフリーですが、安全性と安定性を両立させるために、必要最低限の量を配合しています。これもまた、お客様に安全な製品を届けるための誠実さだと考えています。

人の皮脂に近く、酸化安定性の高いホホバ種子油と、リッチな感触のマカデミア種子油由来エステルがベース。ベタつかずに溶け込む、極上の使用感の源です。

植物由来の液状オイルと、固形のロウ成分です。これらが緻密なネットワーク構造を組むことで、高いツヤと保護効果、そして持続性を実現しています。

アミノ酸が結合した成分で、肌にハリや弾力を与えるシグナルとしての働きが期待されます。それぞれ異なるアプローチで肌にハリを与え、若々しい印象へと導きます。

長期保存しても腐らない希少なリンゴ「ウトビラー・スパトラウバー」の幹細胞を培養したエキス。肌にハリとツヤを与え、生き生きとした印象に導く目的で配合されます。

肌荒れを防ぎ、健やかな状態に整える伝統的な植物エキスです。日中のマスク蒸れや乾燥などによる肌トラブルを防ぎます。

HARMONY WASHやCREAMにも配合されているキー成分を、仕上げのバームにも配合。3ステップを通して切れ目なく美容成分を届け続ける、VIEOTYの処方哲学の集大成です。